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合唱で音取りをしているときの感覚

こんにちは。

 

自分は合唱を大学生から始めているのですが

それまでの音楽経験は皆無でした。

そのせいもあってか、「音取り」というものに苦手意識を持った時期があります。

 

音取りというのは、楽譜に書かれている音符通りに

自分が歌えるようにすることです。

中学校の合唱練習で、ピアノが弾ける人の周りに集まって

みんなで一生懸命歌おうとする練習をやった方もいると思います。

あれが音取りですね。

 

音取りをしている最中は、楽譜通りに歌を歌おうとするのですが

ここで個人の経験の差が顕著に出てきます。

 

ピアノなどの楽器を演奏したことのある人は

音の幅、つまり音程の感覚がかなり正しいものとなっています。

こういった人は、初めて楽譜を見て歌い始めても

ある程度正しい音程で歌えるようになっています。

 

しかし、楽器演奏などの経験がない人は

歌い始めると、楽譜の音程からかなり逸脱した

メロディを歌ってしまいがちです。

 

合唱の活動に参加するようになってから、こんな言葉を耳にしました。

「音程は聞いた音の量によって養われるものである」

 

これを聞いたときは至極単純なものだなあという感想を持ちました。

 

そして以下のようにも教わりました。

 

音程を取るために必要なものは「音感」であり、

それは「音の感覚」という意味である。

頭の中でロジカルに考えても音程はイメージできない。

なぜなら、元々人間が持っている「五感」と同じようなものなのだから

人は感じたままにしか音をイメージすることは出来ない…

 

音は元々の自分の頭からイメージすることは出来ない。

今まで聴いてきた音からイメージするのだ

と、これまで学んできたことを思い出して、出している結論です。

 

すばらしい演奏を数多く聞いている人は

すばらしい音のイメージもたやすい。

 

平凡な演奏しか聞いていない人は

平凡な音しか表現できない。

 

当たり前と言えば当たり前だなあと思いました。

周りから受ける影響は合唱でも大きな存在になっているのだなあと

改めて感じています。

 

合唱で音取りをしているときの感覚は

「今まで聴いたことのある音から最適なものを探す作業」

といえるのではないかと思います。

いい演奏をするには、

いい演奏を聴かなければならない。

それに尽きると思います。

 

今年参加したTokyo Cantatでも、海外から来てくださった講師陣の

一流の指導・指揮を見ることが出来ました。

こういった風景を見るだけでも

知らず知らずに合唱の経験は積まれていくのではないか

と思っています。

 

これからも精進あるのみです。

 

では~